これまで人類は、植物、微生物、海洋生物などの天然資源から、医薬品として役立つような有用物質を発見し活用してきました。そこで、私たちは、薬として役立つような化合物を天然資源から探索しています。研究の材料となる天然資源として、海洋無脊椎動物(海綿やホヤ)や海洋生物などから単離した微生物を用いています。研究室では、天然資源のエキスを用いて、ユビキチン-プロテアソームシステムに対する阻害作用、p53を標的とする作用、がん細胞増殖抑制作用、細胞周期阻害作用、破骨細胞分化抑制作用、抗菌作用などを調べることにより、がん、骨粗鬆症、感染症などの治療に役立つような天然物を探索しています。
海洋生物は、捕食、生体防御、種族維持、共生などため、様々な化学物質を活用して生きています。図に示した化学物質は、塚本教授が海洋生物から発見したものです。
お知らせ
- 2024年3月11日 瀬治山さん(2021年、修士修了)の研究成果が J. Nat. Med. に受理されました。
- 2024年3月8日 送別会を行いました。
- 2024年3月1日 原田くんと松木さんが卒業論文を発表しました。
- 2024年2月15日 大久保さんが修論を発表しました。
- 2024年2月11日 2016年に配属された後藤栄舟君と甲斐愛佳さんが結婚しました。
- 2024年2月8日 木村君が博士論文を発表しました。
- 2024年1月23日 西銘君くん(薬学科卒業)の研究成果が J. Nat. Med. に受理されました。
- 2023年12月22日 理学部の檜垣匠先生の研究室と合同で忘年会を楽しみました。OBとOGも来てくれました。
- 2023年12月1日 江津湖と動植物園に行ってきました。
- 2023年11月18日 第40回日本薬学会九州山口支部大会において、木村くん(D4)、篠塚くん(D1)、大久保さん(M2)、中園くん、外口さん(6年)、東内原くん(薬学科4年)が研究成果を発表しました。